食いしばり・歯ぎしり・肩首のこり
 

50代の女性の患者様

症状

✔夜中の歯ぎしり、食いしばりで朝にあごが辛い

✔小学生のころからひどい肩、首のこり

✔頭重感があり頭がすっきりしない

✔右の股関節が痛い

✔お顔の歪みがきになる

検査で分かったこと

✔右あごの関節が詰まり右に回転している

✔顔面骨の左右のバランスが悪い

✔手の指や腕のねじれが強い

✔右太ももに足のくみぐせがある

✔首が歪んでおり関節が硬い

※最下部に頭蓋骨のイメージ画像があります

症状は期間の長さとほぼ比例します。ずいぶん前から辛くて、お顔や頭、首の歪みが強く、マッサージでこの辛さを凌いでいたそうです。

マッサージが気持ちよかったのは最初だけで、続けていくうちにどんどん刺激が強くなって、最後に受けた時はフラフラになったそうです。

筋肉をほぐすだけで痛みは改善しないし、それどころか筋肉はますます硬くなる一方で続けてもよくなりません。むしろ、強く押されることで、首や腰などを痛めて、新たに悪いとこを作ってしまう可能性すらあります。

〇直接的な原因

✔肩や首のこり→頭、首の歪みが原因

✔あごの痛み→顔面骨、あごの骨の歪み

〇間接的な原因

✔右の手指と腕、右足

施術の方向性は「右側の腕や足のねじれを解消して、首やお顔、あごを整える」です。

施術

週１回のペースで来て2回の施術を終えた時点での感想は、クセが強くて抜けにくそうだなと考えていましたが、体がとても素直で、歪みの戻りも想定していたよりずっと小さくうれしい想定外でした。

腕や足のねじれを整えながら、頭、首、お顔の微調整を少しずつ進めます。体の力が徐々にぬけていく感じがこちらに伝わり、本人もそれを実感されているようでした。

施術を受けた患者様の感想

□肩や首のこりの辛さがなくなった

□頭重感もない

□朝のあごの痛みもあまり気にならない

□歩きやすくなったので外出が増えた

それと

「気を付けて生活してみると人って無意識で変なクセがあるもんやね」

「手なんか悪いって考えたこともなかったけど、もっと大切にしなあかんね」

とおっしゃっていました。　

よくなるための秘訣とは

初回の説明時に、お伝えすることがあります。

痛みを改善するために、腕や足のクセをとることが重要です。無意識にでる日常のクセが影響していることがあるので、それを考えていきましょう

みなさんがよくする代表的な悪いくせは「足を組む」ことです。組んだ足をもう一回絡ませて足首までひねる人も珍しくないですよね。無意識なので気を付けてないとすぐにでちゃいます。今回のケースでは、ご自身で２週間いろいろと気を付けて、変なクセに気づき極力それをやめようと意識したそうです。　えらいですね！！